否定から入る国民性
泣いていれば「泣くな」と泣くことを否定される。
ネガティブなことを思ったり言ったりすると、また全力で否定される。
どんな状況においても、その状況に負けるなと、強さを強制される。
これはもしかすると日本の国民性になっちゃってるのかなと思う。
死にたいって言葉。
そんなの、どれだけ死にたくたって本当に自死するだけのエネルギーを
持てる人がどれだけいるのよ。
実行できないんだからせめて、言葉にしてつぶやくぐらいいいじゃん、
と私は思ってしまう。
でもそうやって言葉をこぼすだけでまた否定されちゃう。
何なんだ。
そんなに常に100%前向きになることを強いらなくてもいいんじゃないの?
と、思ってしまうわけですよ。
気持ちを吐き出す場所すら奪われたら、ますます死にたくなるのに。
吐き出せる場所なんてないです。
自分の感情を表に出すことがものすごく困難な人にとって
死にたいという感情を否定されるということは、イコール「死ね」って
言われているようなものです。
どんなに頑張っていても、そこに更に「頑張れ」と追い打ちをかけるのが
日本人の特性なのかわかりませんけど、何かとりあえず世間的に
休ませてくれないという空気感があるのは何となくわかる。
何ですかそれ・・・。
未空